14世紀から18世紀にフィレンツェで栄華を誇ったメディチ家。メディチ家は3人の教皇を初め、著名な人物たちを輩出しました。メディチ家の功績の一つは、特にルネサンス初期・最盛期に芸術や建築を支援したことにあると言ってよいでしょう。その統治時代に多くのフィレンツェ芸術が花開くことになります。また、ルネサンス期には、かつてないほどに人々の関心が食へと向かいました。食は芸術となり、研究対象となり、味覚的にも視覚的にも手の込んだ作品ともいうべきものへと成長していったのです。メディチ家は、狩猟を、晩餐会を、それに素晴らしい食事を好む洗練された美食家一族でした。メディチ家出身のカトリーヌ・ドゥ・メディシスは、イタリアの料理学校をフランスに持ち込み、イタリアの料理人やレシピもフランスに呼び寄せたと言われています。